| ［記者発表］−［平成１０年度１月］−［２９日１７時記者発表］ | 原子力安全対策課 |
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大飯発電所２号機の原子炉手動停止について（１０−８５） | |
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このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。
| 記 |
大飯発電所２号機（加圧水型軽水炉；定格出力１１７．５万kW）は、平成１０年８月２９日から、第１４回定期検査中で、平成１１年１月２５日に原子炉を起動し、２８日１７時３０分に調整運転を開始した。
本日１２時より３０％出力から５０％出力に向けた出力上昇操作を行っていたところ、１４時２２分に「制御棒１本炉底位置」「制御棒位置指示計重故障」警報等が発信し、制御棒５３本のうち原子炉中央の１本が落下する事象が発生した。これに伴い電気出力が４４．３万kWから４３．５万kWに低下した。
原子炉の関連パラメータは安定に推移しているが、原因調査のため本日１７時頃より出力降下を開始し、２０時３０分頃に発電を停止し、２１時頃に原子炉を停止する予定である。
なお、本事象に伴う環境への影響はない。
| （通商産業省によるＩＮＥＳの暫定評価尺度） | ||||||||
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