[記者発表][平成10年度3月]−[15日18時記者発表] 原子力安全対策課
大飯発電所1号機の定期検査状況について(燃料集合体支持格子の損傷)(10−96)

 このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。

 大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉;定格出力117.5万kW)は、平成11年2月19日から第15回定期検査を開始し、3月8日から燃料検査を実施していたが、3月15日14時42分頃、燃料集合体の外観検査において、燃料集合体1体の支持格子の一部に変形が認められた。
 引き続き、他の燃料集合体についても外観検査を継続するとともに、今後、原因調査を行う。
 なお、本事象に伴う環境への放射能の影響はない。

(通商産業省によるINESの暫定評価尺度)
基準1 基準2 基準3 評価レベル
0− 0−


支持格子の変形状況概要図