[記者発表][平成10年度6月]−[5日15時30分記者発表] 原子力安全対策課
新型転換炉ふげん発電所の原子炉自動停止について(計画停止のための原子炉停止操作中)(10−24)

 このことについて、動力炉・核燃料開発事業団から下記のとおり連絡を受けた。

 新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、計画停止のため、6月5日9時31分から出力降下を開始し11時43分に発電を停止したが、原子炉出力がほぼ0%の状態であった13時47分に、「重水ダンプタンク水位低低」信号により「重水スローダンプ」の信号が発信し、カランドリアタンクの重水が重水ダンプタンクに排水され、13時48分、「重水水位低低」の信号が発信し原子炉が自動停止した。
 なお、今回の停止による周辺環境への放射能の影響はない。


科学技術庁による
国際原子力事象評価尺度(INES)の評価
0(暫定評価)