[記者発表][平成11年度1月]−[11日16時資料配付] 原子力安全対策課
BNFL製MOX燃料製造時品質管理データに関する再調査について(11−138)

 BNFL(英国核燃料会社)の高浜3、4号機用MOX燃料のペレット外径品質保証データの不正問題について、県は、昨年12月17日に関西電力(株)に対し、経過を明確にし、徹底的な改善策による品質管理の徹底を図り、県民の信頼向上に最大限の努力をするよう強く申し入れたところである。

 本日、関西電力(株)より、データ改ざん問題の全体を明らかにし、MOX燃料製造全般の品質保証・品質管理を根本的に見直すため、岩崎副社長を委員長とする「BNFL製MOX燃料調査検討委員会」を設置し、データの再分析、調査等の検討を開始した旨の報告を受けた。

 県としては、関西電力(株)による本格的な再調査が開始されたものであり、調査結果について逐次報告を受け、厳正に対処していく所存である。