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高浜発電所4号機の定期検査状況について(蒸気発生器伝熱管全数の渦流探傷検査結果)(11−24) |
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このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。
高浜発電所4号機(加圧水型軽水炉;定格出力87.0万kW)は、平成11年4月22日から第11回定期検査を実施しているが、蒸気発生器伝熱管の健全性確認のため伝熱管の全数(10,115本)について、渦流探傷検査(ECT)を行った結果、C−蒸気発生器の伝熱管4本の高温側管板拡管部において、有意な欠陥信号指示が認められた。(表−1)
今後、信号指示が認められた伝熱管1本については抜管を行い、試験施設にて詳細調査を実施する。
なお、信号指示が認められた伝熱管4本は、管板部で閉止栓(機械式栓)を施工し、使用しないこととする。
(通産省によるINESの暫定評価尺度) |
基準1 |
基準2 |
基準3 |
評価レベル |
− |
− |
0− |
0− |
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表−1 蒸気発生器伝熱管信号指示本数および施栓状況 |
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A−SG |
B−SG |
C−SG |
合 計 |
検査対象本数 |
3,365 |
3,373 |
3,377 |
10,115 |
信号指示管本数
(管板拡管部) |
0 |
0 |
4 |
4 |
既施栓管本数
(予防施栓数を含む) |
17 |
9 |
5 |
31 |
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元の位置へ▲ |
高浜4号機蒸気発生器伝熱管のECT概要図