[記者発表][平成11年度7月]−[30日10時資料配布] 原子力安全対策課
原子力発電所のトラブルに対する国際評価尺度(INES)の適用について(大飯発電所2号機、大飯発電所1号機、美浜発電所2号機(2件)、高浜発電所4号機、美浜発電所3号機)(11−69)

 このことについて、通商産業省資源エネルギー庁より連絡を受けた。


<尺度適用発電所および事象>

(1) 大飯発電所2号機(暫定評価ではレベル0+としていたがレベル1として評価された)
 『制御棒の落下』(平成11年1月29日、2月17日、3月11日、4月16日記者発表済)
(2) 大飯発電所1号機(レベル0−)
 『燃料集合体支持格子の変形』(平成11年3月15日、4月1日、4月23日記者発表済)
(3) 美浜発電所2号機(評価対象外)
 『復水器細管からの海水の漏れ込み』(平成11年4月29日、5月7日記者発表済)
(4) 美浜発電所2号機(レベル0−)
 『1次冷却系の余剰抽出水系統配管からの漏えい』(平成11年4月30日、5月7日、25日記者発表済)
(5) 高浜発電所4号機(レベル0−)
 『蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査による有意な指示』(平成11年5月27日、6月10日記者発表済)
(6) 美浜発電所3号機(暫定評価では評価対象外としていたがレベル0+として評価された)
 『主蒸気管油圧防振器の損傷(主蒸気管内での水撃の発生)』(平成11年5月27日、6月3日記者発表済)