[記者発表][平成11年度8月]−[13日14時30分記者発表] 原子力安全対策課
敦賀発電所2号機の1次冷却水の漏えいについて(再生熱交換器の点検状況)(11−81)

 このことについて、日本原子力発電株式会社から下記のとおり連絡を受けた。

 敦賀発電所2号機(加圧水型軽水炉;定格出力116.0万kW)は、7月12日に発生した再生熱交換器連絡配管からの1次冷却水漏えいの原因調査を実施している。<平成11年7月12日、13日、16日、19日、22日、8月2日、12日 記者発表済>

 8月11日〜12日に、発電所において再生熱交換器(中段)胴本体の第1支持リングと第2支持リング間について超音波探傷試験による健全性調査を実施した結果、欠陥と判断される信号指示が内面で確認された。
 今後、発電所において、再生熱交換器下段の支持脚と架台の拘束状態の調査を行った後、熱交換器胴本体の詳細調査を実施する予定である。

再生熱交換器 超音波探傷試験結果