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新型転換炉ふげん発電所の原子炉起動について(11−92) |
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このことについて、核燃料サイクル開発機構から下記のとおり連絡を受けた。
新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、全出力(16.3万kW)で運転中のところ、取水口(浦底湾)にクラゲが襲来し取水口の水位が低下した。このため、復水器および原子炉補機冷却系への海水取水に支障が生じたため、平成11年9月18日13時43分頃から原子炉の出力を手動で降下していたが、重水温度の上昇が認められたことから、13時52分、電気出力約14万kWで原子炉を手動で緊急停止した。
なお、今回の手動停止による周辺環境への放射能の影響はない。[平成11年9月18日記者発表済]
取水口の海水除塵装置に付着したクラゲの除去と装置の清掃を行うとともに、取水口のポンプ類の点検等を行い問題ないことを確認したことから、本日18時頃に原子炉を起動し、翌21日13時頃に発電を再開する予定である。
なお、今後は、取水口の水位低下に早期に対応できるように、海水除塵装置の自動運転間隔等の見直しを図ることとした。
科学技術庁による国際原子力事象評価尺度(INES) |
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0(暫定値) |
ふげん系統図