[記者発表][平成11年度12月]−[15日15時45分資料配布] 原子力安全対策課
新型転換炉ふげん発電所の送電線落雷に伴う原子炉自動停止について(11−133)

 このことについて、核燃料サイクル開発機構から下記のとおり連絡を受けた。

 新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、定格出力運転中の平成11年12月15日14時57分、送電線(敦賀線1L、2L)への落雷により送電ができなくなり、「蒸気加減弁急閉」の信号が発信し、原子炉が自動停止した。
 発電停止後、非常用ディーゼル発電機は正常に自動起動して、必要な所内電源が確保されている。
 現在、発電所の各設備・機器について点検を行っている。
 なお、今回の事象による環境への放射能の影響はない。