[記者発表][平成11年度12月]−[16日14時資料配付] 原子力安全対策課
新型転換炉ふげん発電所の発電再開について(11−134)

 このことについて、核燃料サイクル開発機構から下記のとおり連絡を受けた。

 新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、定格出力運転中の平成11年12月15日14時57分、落雷により送電系統(敦賀線)が一時的に停電し、送電ができなくなったことから、「蒸気加減弁急閉」の信号が発信し、原子炉が自動停止した。
 停止後、非常用ディーゼル発電機は正常に自動起動するとともに、送電系統も復旧したことから、必要な所内電源は確保された。
 なお、今回の事象による環境への放射能の影響はない。[平成11年12月15日資料配付済]

 原子炉停止後、発電所の各設備・機器について点検を行い、異常がないことが確認されたため、本日18時頃に原子炉を起動し、翌17日昼頃に発電を再開する予定である。


ふげん概要図