[記者発表]−[平成8年度1月]−[23日14時記者発表] | 原子力安全対策課 |
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美浜発電所3号機の原子炉起動と調整運転開始について(第15回定期検査)(8−91) | ![]() |
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このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。
記 |
美浜発電所3号機(加圧水型軽水炉;定格出力82.6万kW)は、平成8年8月27日から第15回定期検査を実施していたが、明日1月24日夜に原子炉を起動し、翌25日午前臨界となる予定である。
今後は諸試験を実施し、1月下旬(1月29〜30日頃※)に定期検査の最終段階である調整運転を開始し、2月下旬には通商産業省の最終検査を受けて営業運転を再開する予定である。
※ | タービンバランシング作業(調整運転開始前にタービンの回転数を上昇させて振動を測定し、振動が大きい場合には、タービンの車軸におもりを取り付け、振動が小さくなるように調整する作業)等の実施の有無により、調整運転の開始が前後する。 |
1. | 燃料集合体の検査結果 | ||||||||||||||||
燃料集合体の外観検査を実施した結果、異常は認められなかった。 燃料集合体全数157体のうち、44体(うち36体が新燃料集合体で、新燃料は全て高燃焼度燃料集合体)を取り替えた。 |
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2. |
主要工事等 |
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3. |
次回定期検査の予定 |
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平成9年度 冬頃 |
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1. | 概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
美浜発電所3号機の蒸気発生器取替工事は、平成6年8月から1・3号機共用の蒸気発生器保管庫設置工事等の準備工事を進めていたが、平成8年8月27日からの第15回定期検査開始をもって蒸気発生器取替(3基全数)の本格工事を開始した。 平成8年10月14日〜25日に旧蒸気発生器(3基)の搬出を行い、平成8年10月24日〜11月6日に新蒸気発生器の原子炉格納容器内への搬入・据付を行い、平成8年12月25日の1次冷却材管耐圧・漏えい検査をもって実工事を終了した。 また、蒸気発生器取替工事としての総被ばく線量当量は約1.3人・Sv(平成9年1月6日現在)、放射性廃棄物は、旧蒸気発生器3基、切断した配管や干渉物等ドラム缶換算で約670本(平成9年1月6日現在)が発生しており、1・3号機共用の蒸気発生器保管庫および既設の廃棄物庫に保管している。 今後は、2月下旬の蒸気発生器性能検査をもって取替工事全工程を終了する予定である。 |
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2. |
蒸気発生器取替工事計画経緯 |
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3. |
蒸気発生器取替工事実施状況 |
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4. |
廃棄物発生量と被ばく線量の計画と実績の比較 |
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元の位置へ▲ |
図−3 | 新蒸気発生器の技術的改善点 |
図−4 | 美浜発電所3号機蒸気発生器取替工事工程表 |
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1. | 概要 | ||||||||||||||
美浜発電所3号機の原子炉容器上部ふた取替工事は、平成8年8月27日からの第15回定期検査開始をもって開始した。 平成8年9月30日に新原子炉容器上部ふたを原子炉格納容器内へ搬入、10月7日〜13日に旧上部ふたを格納容器内から蒸気発生器保管庫へ搬出した。12月13日に原子炉容器へ新上部ふたを吊り降した後、ボルトの締め付け等を行って12月20日に組み立てを完了した。 また、原子炉容器上部ふた取替工事としての総被ばく線量当量は約0.1人・Sv(平成9年1月6日現在)であり、放射性廃棄物は旧原子炉容器上部ふたおよび制御棒駆動軸等、ドラム缶換算で約320本(平成9年1月6日現在)が発生し、それらを蒸気発生器保管庫(1、3号機共用)および既設の廃棄物庫に保管した。 |
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2. |
原子炉容器上部ふた取替工事計画経緯 |
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3. |
原子炉容器上部ふた取替工事実施状況 |
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元の位置へ▲ |
図−5 | 新原子炉容器上部ふの技術的改善点 |
図−6 | 美浜発電所3号機原子炉容器上部ふた取替工事工程表 |