[記者発表][平成8年度2月]−[3日10時資料配布] 原子力安全対策課
新型転換炉ふげん発電所の原子炉起動および発電再開について(平成8年度計画停止)(8−99)

 このことについて、動力炉・核燃料開発事業団から下記のとおり連絡を受けた。

 新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、本年1月13日から平成8年度計画停止作業を実施しているが、本日2月3日夕刻、原子炉を起動し臨界とした後、明日4日午後、発電を再開する予定である。

1. 主要作業
(1) 燃料集合体の取替
 燃料集合体224体のうち、40体を新燃料集合体と取替えた。なお、今回の取替により、高燃焼度対応のガドリニア入り照射用燃料集合体(全6体:前回定期検査までに5体取り出し済み。今回1体取り出し。)の照射を終了した。
(2) 機器・弁類の点検
 原子炉およびタ−ビン系の機器・弁類の外観点検等を実施し、異常のないことを確認した。