1. |
運転計画の概要(図−1参照) |
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(1) |
平成8年度県内原子力発電所(建設中の高速増殖原型炉もんじゅを除く)14基の平均の時間稼働率は79%、設備利用率は76%である。
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(2) |
蒸気発生器取替工事については、高浜発電所1号機が前年度から継続して実施され、新たに美浜発電所3号機および大飯発電所2号機で開始される。
また、原子炉容器上部ふた取替工事については、高浜発電所1号機が前年度から継続して実施され、新たに美浜発電所3号機および高浜発電所2号機で開始される。 |
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2. |
建設計画の概要 |
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平成8年度の高速増殖原型炉もんじゅの起動試験工程は、平成7年12月8日に発生した2次主冷却系ナトリウム漏えい事故のため未定である。
なお、3月18日から実施している設備点検は7月下旬までの予定で実施される。 |
3. |
実証試験の概要 |
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平成8年度の実証試験計画は、平成2年度より継続実施している「新型転換炉ふげん発電所の照射用ガドリニア燃料集合体の照射」と、本年度から実施する「大飯発電所4号機の高燃焼度燃料の先行照射」である。
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発電所名 |
試験項目 |
概要 |
新型転換炉
ふげん発電所 |
照射用ガドリニア燃料集合体の照射 |
高燃焼度対応のガドリニア入り照射用燃料集合体6体を照射する。(平成2年6月〜平成9年1月)[5体は既に取出し済] |
大飯発電所
4号機 |
高燃焼度燃料の先行照射 |
高燃焼度燃料(55,000MWd/t)の実用化に先立ち先行照射する。(平成8年11月〜平成13年度) |
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4. |
原子炉設置変更許可申請計画 |
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平成8年度の原子炉等規制法に基づく「原子炉設置変更許可申請」の計画は、敦賀発電所、美浜発電所および大飯発電所で次の内容が計画されている。
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発電所名 |
申請概要 |
敦賀発電所 |
・ |
雑固体廃棄物の減容安定化処理を行う設備(プラズマ溶融による処理設備)を設置する。 |
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美浜発電所 |
・ |
1、2号炉の原子炉容器上部ふた取替え(出力調整用制御棒クラスタ駆動装置の撤去) |
・ |
1、3号炉用蒸気発生器保管庫の1〜3号炉共用化(原子炉容器上部ふたの保管) |
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大飯発電所 |
・ |
1、2号炉の原子炉容器上部ふた取替え(出力調整用制御棒クラスタ駆動装置の撤去) |
・ |
蒸気発生器保管庫の1、2号炉共用化(原子炉容器上部ふた等の保管) |
・ |
雑固体廃棄物の固型化処理の採用(モルタル充てん装置の設置) |
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5. |
主要設備の増・改造工事計画の概要(表−3参照) |
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(1) |
日本原子力発電(株) |
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敦賀発電所1号機において、水素注入装置、原子炉自動停止用地震計の設置工事が行われる他、1、2号機の廃棄物処理設備の設置等工事が計画されている。(一部工事は7年度から実施中)
また、今庄町にモニタリングステーション1局設置する。
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(2) |
動力炉・核燃料開発事業団 |
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新型転換炉ふげん発電所において、原子炉自動停止用地震計(上下方向)の設置工事が計画されている。
また、越前町にモニタリングステーション1局設置する。
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(3) |
関西電力(株)美浜、大飯、高浜発電所 |
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蒸気発生器取替工事および原子炉容器上部ふた取替工事(6に記載)の他、美浜発電所および高浜発電所で廃樹脂処理装置の設置等の廃棄物処理設備の設置等工事が計画されている(一部実施中)。
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6. |
蒸気発生器および原子炉容器上部ふた取替工事計画の概要 |
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(1) |
蒸気発生器取替工事計画(図−2,図−3,図−4参照) |
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高浜発電所1号機において前年度から継続して実施され、新たに美浜発電所3号機および大飯発電所2号機で開始される。
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(2) |
原子炉容器上部ふた取替工事 |
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高浜発電所1号機において前年度から継続して実施され、新たに美浜発電所3号機および高浜発電所2号機で実施される。
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7. |
燃料輸送計画の概要(表−4,表−5参照) |
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(1) |
新燃料集合体については、県内の11プラントにおいて、合計628体の輸送が計画されている(一部実施済)。
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(2) |
使用済燃料集合体については、県内の2プラントにおいて、合計104体の輸送が計画されている。
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8. |
低レベル放射性固体廃棄物輸送計画の概要(表−6参照)
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敦賀発電所、大飯発電所および高浜発電所において、合計5,440本の低レベル放射性固体廃棄物を、日本原燃株式会社六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターへ輸送する計画である。
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