[記者発表][平成8年度5月]−[29日11時記者発表] 原子力安全対策課
大飯発電所1号機の第13回定期検査開始について(8−18)

 このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。

 大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉;定格出力117.5万kW)は、5月30日から約4カ月の予定で第13回定期検査を実施する。
 定期検査を実施する主な設備は次のとおりである。

(1) 原子炉本体
(2) 原子炉冷却系統設備
(3)

計測制御系統設備

(4)

燃料設備

(5) 放射線管理設備
(6) 廃棄設備
(7) 原子炉格納施設
(8) 非常用予備発電装置
(9) 蒸気タ−ビンおよび蒸気タ−ビン付属設備


1. 主要工事等
(1) 原子炉容器の供用期間中検査

 原子炉容器の供用期間中検査(10年計画)に基づき、原子炉容器胴部の溶接部等について、超音波探傷検査により健全性を確認する。


2.

燃料取替計画

 燃料集合体全数193体のうち、73体を取り替える予定である。
 新たに装荷する燃料集合体73体のうち、72体は新燃料集合体(全て高燃焼度燃料集合体)である。


3.

運転再開予定
原子炉起動・臨界 平成8年9月上旬
発電再開(調整運転開始) 平成8年9月中旬
定期検査終了(営業運転再開)

平成8年10月上旬