このことについて、日本原子力発電株式会社から下記のとおり連絡を受けた。
敦賀発電所1号機(沸騰水型軽水炉;定格出力35.7万kW)は、定格出力で運転中のところ、3台ある原子炉再循環ポンプの1台(C号機)の軸封部(メカニカルシール)に機能低下が認められるので、念のため原子炉を手動停止し、当該軸封部を取り替えることとした。
なお、この事象による環境への放射能の影響はない。[平成8年8月1日記者発表済]
平成 |
8年 |
8月 |
1日 |
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15時 |
00分 |
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出力降下開始 |
平成 |
8年 |
8月 |
1日 |
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19時 |
00分 |
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発電停止 |
平成 |
8年 |
8月 |
2日 |
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2時 |
00分 |
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原子炉停止 |
調査の結果、原因は微小な錆等の異物が第2段メカニカルシールに侵入し、シール面に面荒れを起こしたため、その機能が低下したものと推定された。
当該C号機の第1段および第2段メカニカルシールの取替えを行い、本日14時頃に原子炉を起動し、明日(8月9日)14時頃発電を再開する予定である。
(参考)
軸封部; |
ポンプ内の冷却水がポンプ主軸に沿ってポンプ外部に出ないようにするために設けられている。 |
(INESによる暫定評価尺度) |
基準1 |
基準2 |
基準3 |
評価レベル |
− |
− |
0− |
0− |
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