a. |
変更する理由 |
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資源の有効利用及び使用済燃料の適切な処理処分の観点から、使用済燃料を再処理して得られるプルトニウムを利用したウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)を取替燃料の一部として装荷する。 |
b. |
構造及び設備 |
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MOX燃料の仕様は以下のとおりとする。
・ |
MOX燃料の基本構造 |
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MOX燃料集合体の構造、寸法、形状等は17行17列型ウラン燃料合体と同一である。 |
・ |
プルトニウム富化度 |
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ペレット最大 約13wt%以下
集合体平均 約4.1wt%濃縮ウラン相当以下
[ |
プルトニウム富化度 |
= |
全プルトニウム量 |
] |
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全プルトニウム量+全ウラン量 |
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・ |
MOX燃料集合体プルトニウム富化度分布 |
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3種類の富化度分布を持たせている。 |
・ |
燃料集合体最高燃焼度 |
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45,000MWd/t |
なお、MOX燃料集合体の炉心装荷体数は最大40体とする。(第1表、第1図参照) |
c. |
装荷計画 |
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MOX燃料は、高浜4号機において、平成11年に実施予定の第11回定検査にて8体装荷し、高浜3号機においても、平成12年に実施予定の第12回定検査にて8体装荷する予定である。以降、順次MOX燃料を装荷していくが、炉心装荷体数は最大40体とする。 |