[記者発表][平成9年度4月]−[15日23時15分記者発表] 原子力安全対策課
新型転換炉ふげん発電所の原子炉自動停止について(9−7)

 このことについて、動力炉・核燃料開発事業団から下記のとおり連絡を受けた。

 新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉;定格出力16.5万kW)は、定格出力で運転中のところ、重水精製装置建屋排気筒トリチウムモニタの警報が発信する事故に伴う科学技術庁長官からの指示により、平成9年4月15日22時30分より出力降下操作を開始したところ、同日22時31分「湿分分離器水位高高」の信号によりタービンが自動停止し、引き続き原子炉自動停止した。原因については現在調査中である。
 なお、今回の停止による周辺環境への放射能の影響はない。

「ふげん」主要系統図