1. |
運転計画の概要(図−1参照) |
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平成9年度県内原子力発電所(建設中の高速増殖原型炉もんじゅを除く)14基の平均の時間稼働率は約82%、設備利用率は約78%である。 |
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*; |
新型転換炉ふげん発電所は、平成9年4月15日より停止中。 |
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2. |
建設計画の概要 |
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平成9年度の高速増殖原型炉もんじゅの起動試験工程は、平成7年12月8日に発生した2次主冷却系ナトリウム漏えい事故のため未定である。
なお、平成8・9年度設備点検は本年3月3日から12月までの予定で実施中である。 |
3. |
実証試験の概要 |
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平成9年度の実証試験計画は、平成8年度から実施している「大飯発電所4号機の高燃焼度燃料の先行照射」である。 |
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発電所名 |
試験項目 |
概要 |
大飯発電所
4号機 |
高燃焼度燃料8体の先行照射 |
高燃焼度燃料(55,000MWd/t)の実用化に先立ち照射する。(平成9年3月〜平成13年度) |
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4. |
原子炉設置変更許可申請計画 |
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平成9年度の原子炉等規制法に基づく「原子炉設置変更許可申請」の計画は、敦賀発電所、大飯発電所および高浜発電所で次の内容が計画されている。 |
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発電所名 |
申請概要 |
敦賀発電所 |
・ |
雑固体減容処理設備の設置 |
[プラズマ溶融による処理設備の設置] |
・ |
2号炉の使用済燃料貯蔵設備の増強 |
[使用済燃料ラックの改造(リラッキング)による容量増強] |
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大飯発電所 |
・ |
3号炉および4号炉の使用済燃料貯蔵設備の増強 |
[予備ピットの施設整備による容量増強] |
・ |
増強した使用済燃料貯蔵設備の1号炉および2号炉との共用化 |
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高浜発電所 |
・ |
3号炉および4号炉へのMOX燃料の装荷 |
・ |
3号炉および4号炉の使用済燃料貯蔵設備の1号炉および2号炉との共用化 |
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5. |
主要設備の増・改造工事計画の概要(表−3参照) |
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(1) |
日本原子力発電(株) |
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敦賀発電所1号機においては、1号機の廃棄物処理設備の設置等工事を、敦賀2号機においては、放水口の消泡工事を継続して実施している。
また、今庄町にモニタリングステーション1局を設置する工事を平成8年度より実施中である。 |
(2) |
動力炉・核燃料開発事業団 |
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越前町にモニタリングステーション1局を設置する工事を平成8年度より実施中である。 |
(3) |
関西電力(株)美浜、大飯、高浜発電所 |
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蒸気発生器取替工事については、大飯発電所2号機で平成9年2月から8月までの予定で実施されているが、この取替工事終了により県内で計画されている蒸気発生器取替工事は完了する。
また、原子炉容器上部ふた取替工事は高浜発電所2号機で平成9年2月から5月までの予定で実施されている。
この他、美浜発電所および高浜発電所での廃樹脂処理装置の設置等の工事や高浜発電所での特高開閉所の改造工事が継続して実施されている。 |
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6. |
燃料輸送計画の概要(表−4、表−5参照) |
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(1) |
新燃料集合体については、県内の10プラントにおいて、合計568体の輸送が計画されている(一部実施済)。 |
(2) |
使用済燃料集合体については、美浜発電所3号機と高浜発電所1号機において、合計96体の輸送が計画されている。 |
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7. |
低レベル放射性固体廃棄物輸送計画の概要(表−6参照) |
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高浜発電所において、合計3,360本の低レベル放射性固体廃棄物を日本原燃株式会社六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターへ輸送する計画である。 |