[記者発表][平成9年度5月]−[9日19時15分発表] 原子力安全対策課
高浜発電所2号機の原子炉自動停止について(9−20)

 このことについて、関西電力株式会社から下記のとおり連絡を受けた。

 高浜発電所2号機(加圧水型軽水炉;定格出力82.6万kW)は、本年2月5日から第16回定期検査を実施中で、5月7日17時57分に原子炉を起動し、8日1時50分に臨界に達していた(発電はしていない)が、本日17時39分、中間領域中性子束核計装装置の制御電源断により、「中間領域中性子束高」信号が発信し、原子炉が自動停止した。
 このことによる放射能の放出はなく、周辺環境への影響はない。

(通商産業省によるINESの暫定評価尺度)
基準1 基準2 基準3 評価レベル
0+ 0+
INES 国際原子力評価尺度