a. |
変更する理由 |
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現在、1号および2号機から発生する固体廃棄物は、ドラム缶または鉄箱に封入し、1号および2号機共用の固体廃棄物貯蔵庫に貯蔵保管している。このうち、均一固化体については、計画に基づき日本原燃(株)六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターに搬出しているが、今後の固体廃棄物の発生量を考慮すると、将来的に固体廃棄物貯蔵庫の貯蔵余裕が少なくなる。また、1号機の復水脱塩装置の使用済樹脂については、現在建設中の使用済樹脂受けタンクに貯蔵することとしているが、タンク貯蔵量を考慮すると計画的に処理する必要がある。これらのことから、雑固体廃棄物等を減容処理して貯蔵能力を確保するとともに、将来的な雑固体廃棄物を対象とした埋設事業に対応するため、1号および2号機共用の雑固体減容処理設備を設置する。 |
b. |
設置位置 |
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2号機タービン建屋の東側に雑固体処理建屋を新設し、雑固体減容処理設備を同建屋内に設置する。(第1図、第4図、第5図参照) |
c. |
構造および設備 |
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雑固体廃棄物等を受け入れ後開缶・分別し、プラズマ溶融炉にて溶融・燃焼した後、充てん固化装置にてモルタル充てん固化する設備である。排ガスについては、同建屋内に排ガス処理装置を設置し、処理する。また、本設備から発生する廃液は、廃液モニタタンクを設置し、処理する。 |
d. |
工事計画 |
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雑固体処理建屋設置工事 |
: |
平成10年10月頃〜平成12年12月頃 |
雑固体減容処理設備設置工事 |
: |
平成11年1月頃〜平成13年3月頃 |
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